生活エッセイ

よしお兄さんの卒業

よしお兄さん、今までお世話になりました。卒業まで残り短い期間ですが、娘と一緒にしっかりブンバボン楽しみますのでよろしくお願いしま〜す!

私の育児

私が娘を産んだのは、今から3年前。
2016年の9月のことだった。
うちの子はいわゆる「寝ない子」で夜泣きも酷く、私の抱っこじゃないと眠れない子どもだったので寝かしつけには本当に苦労した。
夜の8時からから一睡もせず子供を抱きしめたまま朝を迎えたこともしょっちゅうあったし、娘の好きな子守唄を6時間以上歌い続けたこともあった。
腱鞘炎が治らなくていつも腕にロキソニンテープを貼っていたし何度も何時間も授乳を続けて先端は裂け、吸われるたびに涙が出るほど痛かった。
日中どれだけ外を走り回って疲れさせても、昼寝もせず深夜の2時半に眠り、何度も夜泣きをした後元気いっぱいで5時半に起きる娘を見るたびにもう限界で、ずっと死にたかった。体力のない私の育児は、ずっと眠気との戦いだった。
朝になると眠いような、それとももう限界を超えて目が冴えてしまったようなぼーっとする頭でEテレを付けて、おかあさんといっしょを眺めていた。
初めて見たのは娘がまだ乳児だった頃のように思う。
ねんね期の娘はテレビを付けてもまだ何の反応もなかったけれど、
もう少し大きくなれば見るようになるのかなあ、その頃にはもう少し眠れるようになっているといいなあ、なんて考えていた。(残念ながら、2歳半を過ぎた今でもその願いは叶わずにいるのだけれど)
ぼんやりと見ていると、始まったのが最後の体操「ブンバ・ボーン」だった。

初めてのブンバボン

な、な、なんだこれ?
ブンバボンボンボブンバボンと言われても、そもそもブンバボンって何なんだ?
いや意味がわからないんだけど…。
アルパカパカパカちょっとオカピ?は?どういうこと?

私は学生の頃に子どもと関わるボランティアをやっていたり、当時の歌のお兄さんだった今井ゆうぞうお兄さんの顔面がはちゃめちゃに自分のタイプだったこともあって、実はおかいつ自体はちょくちょく見ていたんだけど、当時の体操は「ぱわわぷ体操」。
ぱわわぷってのはパワーアップのことなんだけど、ブンバボンは何なんだ?
というか、よしお兄さんってぱわわぷの人じゃん。この人ずっとやってんの?
ゆうぞうお兄さんからだいすけお兄さんになって、まゆお姉さんが卒業してもたくみおねえさんが卒業しても、この人だけずっといるじゃん。何年やってんの?
いや〜変わらないなこの人。ゆうぞうお兄さんの時と比べたら少し老けたかな?そりゃそうか。もう何年くらい?10年以上やってるんじゃない?
え〜〜凄すぎる!何このキラキラ爽やか笑顔。
ザ・健康!
健康が服着て踊ってる!体力の権化。
この人風邪とか引いたことなさそうだな。いいな〜体力オバケ。
三徹しても笑顔でブンバボン踊ってそうだよ。
20キロの重り背負って42.195キロを駆け抜けた直後でも爽やかにブンバボン踊ってそうだよ。
ちょっと全国のお母さんに体力分けてまじで。特に私に。
たかだか一徹で死んでる貧弱おばさん私、よしおの爽やか笑顔に完全にノックアウトされてしまった。
私、この人、好き。

よしおにハマる

それからは朝と夕方にあるおかいつ放送に加えてファミコン、舞台のDVD。
ネットでおかいつ情報を調べたり有名なおかいつファンのSNSを遡って色々と勉強したり。
あまり揺らさないようにしながら抱っこ紐で抱っこしたまま踊ってやると、娘も楽しそうにキャッキャと笑っていた。
数年前の夏特の相撲特集でまわし姿のおしりを堪能したり、
「そういえばよしおの脇毛って見たことないけどNHKのお兄さんって脱毛の規定があるのだろうか?とあらゆるMVをドアップにして見たり。
(あいうえおにぎりのちろ脇隠しも、当時みなさん注目されてましたよね!)

当時はガラピコパズルというコーナーを担当していて、その適当な進行っぷりにいつも笑わせてもらっていた。

「え〜っとぉ、このパズルはここかな?」バシッ
「ピピッ、全然ちがいます」
「ほんとだね、全然ちがうね。アハッ」

いや何なの。真面目にやれ。

ちろの加入

娘が生後半年を過ぎた頃、だいすけお兄さんが卒業して新しい歌のおにいさん、ゆういちろうお兄さんが加入した。
舞台で鍛え上げられた彼の歌声の表現力はバツグンで、その爽やかなルックスと優しく温かな歌声にどハマりしてしまった。(特に5月の月歌、とりがエモエモのエモ。ドエモで最高)
加入の時期は娘もようやくテレビがわかるようになってきた頃だったこともあり、ゆういちろうお兄さんにはちょっとだけ過剰な愛を抱いてしまっている私。
新任のぎこちなさからあっという間に立派な歌のおにいさんへと変化を遂げたあのめまぐるしい成長っぷり。ついこないだまではいはいもできなかったのに、気がついたら部屋中元気に走り回っている娘の姿を重ねつつも、
共に子どもを育てる仲間でもあり、忙しい時やぐずった時に子守をしてくれる良き戦友であり、
私の心のアイドルでありオアシスであり、歌唱力で涙腺を刺激するバラードシンガーであり、
可愛らしいダンスを踊るエンターテイナーであり、よく謝るオペラ歌手であり…(?)
ナーニくんの女装回ではスタッフの本気に「いやこれ絶対誰かの趣味だろ」と突っ込んだり、すずめがサンバのよしおの女装との扱いの差に笑ったり。
爽やかで優しいゆういちろうお兄さんと、安定感のあるよしお兄さんのタッグが本当に大好きだったんだよなあ。

よしお兄さんへ

よしお兄さん、あなたは私の太陽でした。
育児ノイローゼで毎日死にたかった。
毎日、夜が来るのが怖かった。
何時間も泣き止まない娘を抱きながら、早く窓から飛び降りて永遠に眠りたいと毎晩のように願っていた。
私にとってよしお兄さんは、そんな私の心に差し込む、小さな一筋の光だった。
3時間しか寝ていなくても5時半に飛び起きて「公園に行きたい」と騒ぐ娘をどうにかなだめる日々を、
睡眠不足で気を失うように眠ってしまい慌てて飛び起き娘の安否を確認した日のことを、
寝不足が限界を超え幻覚が見えて家の壁に正面衝突、おでこに大きなたんこぶを作ってしまい思わず笑ってしまった日のことを、
先の見えない暗闇の中でもがく事も出来ず、ただ絶望にまみれていただけの私の育児。気が狂いそうな夜を何度も超えて、体力的にも、精神的にも辛かったけれど、
何よりも愛おしいはずの子どもがすやすやと穏やかな顔で眠っているのを見ても尚、「愛してる」より先に「死にたい、消えたい」と願ってしまう自分の脆さと弱さが更に自分を追い詰めた。
私の心の中にどす黒く燻り続ける永遠に解けない呪いのようで、
とにかく、辛かった。

誰とも話さず、子供の泣き声しか聞こえない孤独な世界に閉じ込められた毎日の中で、腹筋が痛くなるくらい爆笑した例のクソコラブンバボン。
キリンと走ったり、電車でガタゴトやったり、思い出すだけでにやけてしまう。
あの元気な笑顔がもう見れなくなるのは寂しいけれど、これからのご活躍をはちゃめちゃに応援させていただきます!
よしお〜〜!!!大好き!!!

新しいおかいつ

四月になる頃には、我が家に男の子が生まれる予定。
そうしたらまたおかいつ漬けの日々が続くんだろうなあ。ちろに娘を重ねたように、まこあづペアに息子を重ねて見るんだろうな。
そこで〜!
1つ提案があるんですけれども!!!
よしりさ卒で寂しいからって新兄姉を批判するの、絶対やめよ???
いやわかるんよ、親からしたらさ子どもが楽しんで見てた番組の思い出ってこの世で1番大事じゃん。宝物じゃん。
人が変わっちゃうの嫌なのはわかるんよ、でもさ、それ批判の材料にするの絶対やめよ???
だい→ちろの時もそうだったけど、
別にゆういちろうおにいさんに不満があるから批判する訳じゃないよね。だいすけお兄さんがいなくなったことを受け入れられないからちろを批判してただけ。
そういうのクソダサくない!?
そりゃ最初から完璧にはできないよ〜!10年以上もキャリア積んできたよしおと全く同じ、もしくはそれ以上を新任のお兄さんが初日からいきなりできる訳ないじゃん?よしお兄さんだって最初は新人だったんだしさ〜温かい目で見守ってみんなで一緒に楽しも!
というか初回の緊張してる兄姉見るの、私結構好きなんだよね〜性癖〜!
考えすぎかもしれないけどネット全盛期の昨今、新兄姉がエゴサして心無い言葉を見て無駄に傷付いてしまう可能性があることが悲しすぎるんだよ。
あの人と比べてここがダメ、あれが違うとかさ、私たち母親も一番言われたくなかった言葉じゃん。
一生懸命育児してても上手くいかなくて泣いた日もさ、偏食で悩んでる時にインスタで馬鹿みたいにオシャレな意識高い系離乳食見てワーってなったり、後追い酷くてトイレにも行けないのに洗い物なんて無理無理アハハ、あ〜もう皿全部割って捨てちゃえもう知らね〜〜!!!って経験、みんなあると思うけど
そんな時に「〇〇さんのお母さんは家事も育児もお前より出来てた」なんて言われたら辛すぎるじゃん!!!
いやいやいやよしりさの良さはよしりさの良さ!まこあづの良さはまこあづの良さ!!!飛べない鳥は走れる鳥!!!
おかいつがいつも私たち母親の味方でいてくれたように、私たちもおかいつをずっと笑顔で支えていたくない!?一緒に新たなおかいつを築き上げていきたくない!?
私は新しいメンバーで始まるこれからの新しい「おかあさんといっしょ」を、我が子と共に楽しんで見られることが今からとってもとっても楽しみだし体操のコーナーめちゃめちゃ心待ちにしてる!もちろん卒業したよしりさもめちゃ応援するぞ〜!
まことお兄さんあづきお姉さん、これから末永くよろしくお願いいたします!!!
まこあづ〜!!!呼びやすくて良いぞ〜〜!!!