生活エッセイ

わくわく妖怪講座〜なるへその茶沸かし編〜

始末書の話をしたかっただけなのに、

ウキウキるんるん気分で始末書を書く方法

気付いたらなるへその茶沸かしの話になってしまった。本当に不思議だ。

今回は前回の記事の補足記事というか、スピンオフ作品なので、上記の記事から読んでもらえるとありがたい。

今日は軽く記事を書いたら早めに寝ようと思っていたのに、なるへその茶沸かしというテーマが降りてきてしまったらもうダメだ。

手を抜くなんて私のなるへそのプライドが絶対に許さない。

このブログを読んでくださってる方の中でなるへその茶沸かしに興味のある人なんてまずいないだろうけど、

それでも大丈夫。

わくわく妖怪講座、どう考えてもこの一回で終了だから。

初回にして最終回。

どうにか今回だけ我慢して欲しい。もう少しの辛抱ですよ。

私となるへその茶沸かしの出会い

まずは馴れ初め。

忘れもしない7年前。職場からの帰り道をダラダラ歩きながらふと考えた。

「なるほどのことをなるへそって言う人たまにいるけど、あれなんなんだろ?」

どうにも気になって調べてみると、

なんと江戸時代にその名を付けられた妖怪が存在したのだ。

この些細な疑問が、私となるへその茶沸かしを強く結びつけることになるとは、当時の私には知る由もなかった。

なるへその茶沸かしとは?

なるへその茶沸かしは江戸時代の妖怪で、秋の夕暮れ時に現れる。

その鳴き声は鈴虫に酷似しており、余程のなるへその茶沸かしの鳴き声に精通したものでなければ聞き分けられなかったという。

なるへその茶沸かしに憑かれてしまつたが最後、なんと家まで押しかけてきて身の毛もよだつほど恐ろしい、とある悪事を働くのだ。

それは…、

「家中のまんじゅうを食べ尽くす」という事。

なるへその茶沸かしは嗅覚が異常に優れており、どんなに巧妙に隠したとしてもなるへその茶沸かしに見つけられないまんじゅうはなかったという。

そして更に、全てのまんじゅうを食べ尽くすまで家に居座り、より驚くべき悪事を働く。

恐怖におののき震えが止まらない。

なんと、その悪事とは、

「へそにやかんを乗せ、お茶を沸かして飲む」のだ。

お、お、お、恐ろしい…

なんて恐ろしい妖怪なんだ、なるへその茶沸かし。

いやいやいや、ちょっと待て。

なんだその私が絶対に好きになっちゃう設定は。

めちゃめちゃ可愛いじゃないか!

饅頭て。饅頭て!!!

饅頭くらいやれ。妖怪だぞ。

本来なら怖いんだぞ妖怪は。

というか、序盤にサラッとでてきた「余程なるへその茶沸かしの鳴き声に精通した者」って誰なんだよ!何者なんだよ!

序盤すぎて突っ込んでいいのかわからなくてスルーしてたけど、

私が一番気になってるのはなるへその茶沸かしより「なるへその茶沸かしの鳴き声聞き分け師」のそいつだよ。

なんなんだ、なんで精通しちゃったんだよ。

しかも、なんとこの妖怪が「へそで茶を沸かす」の語源になっているらしい。

へ〜そうなんだ〜!

いやいやいや、ちょっと待て。

私は「なるへそ」の語源を知りたかったのに、なぜ「へそで茶を沸かす」の語源を教えられてるんだ。

なんなんだこの状況。煙に巻くのはよしてくれ。

ん?…煙に巻く…?

いやいやいや、ちょっと待て!!!

何回言わせるんだ、ちょっと待て!

煙に巻くの語源、絶対江戸時代の妖怪だろ。

この流れ、絶対そうでしょ?違う?

煙に包んで旅人を道に迷わせて、持ってる饅頭を食らう妖怪だろ。

絶対そうだろ。妖怪なるへその煙巻きだろ!!!

結局なるほどとなるへその秘密とは?

へそという漢字は「臍」と書く。

この漢字にはへそだけでなく「ほぞ」という読み方もある為、

なるほど→なるほぞ→なるへそ

と変化した、いわゆるただの言葉遊びであった。

あ、そうなの。

いやいやいや、ちょっと待て!!!

茶沸かしは?!?!