小説

前澤社長の100万円キャンペーンに当選しました★

皆さん、
前澤社長より100万円のキャンペーンに当選致しました〜!嬉しすぎる🥺♥️♥️
ツイッターのリツイートキャンペーンのものです。
本当にありがとうございます!
絶対に大切に使わせていただきます!
まさか自分に当たるなんて思っていなくて、信じられない気持ちでいっぱいです!
今でもまだ夢なんじゃないかっておもっちゃうくらい…
でも、当選させて頂いたので大事に使わせて頂きます。
本当に、本当にありがとうございました!
すっごくすっごく嬉しいです。

当選した時のこと

うちはかなり田舎なので、
よくご近所さんからお野菜とか頂くんですけど
その日もお隣の奥さんからさつまいものおすそ分けがあって😆❤️
子どももおいも大好きだから蒸して食べようね〜ってお話ししてて
一旦段ボールのまま外に置いてたんだけど、
そしたらまさかの!
野生のタヌキがお芋を荒らしに来てて😱😱😱
慌てて追い出したけど、お芋一個盗まれた〜!
いやどんだけ田舎なんかっていう(笑)

それからちょっと家の掃除とか、
子どものご飯作ったりバタバタしてて
スマホ見るの少し遅れたんだけど、
そういえば!前澤社長の当選発表あったんだった!と思ってサイトにアクセス。
昨日は中々繋がらなくて💦結果がみれなかったんだよね😂
で、ログインしてみたら、まさかのまさかの!
当選🎶🎶
鳥肌が立った😳‼️
えっ本当に⁉️って何回も言っちゃった。
もう夢みたい😆❤️❤️❤️

当選したお金は

当選したお金は、どうしようかなー?って思ったんですけど
パーっと使うことにしました。
ずっと欲しかったけど高くて買えなかった
プラダのショルダーバッグを思い切って買う事に😆

100万円って大金だけど、考えずに使うとすぐなくなっちゃうから
絶対欲しいものだけ買って、あとは慎重に…って思ってたんだけど…。

お金っていうのは不思議で、使えば使うほど気が大きくなる。
昨日までは数千円ですら迷っていたのに、すぐに躊躇がなくなり、次第に歯止めが効かなくなる。

「ショルダーバックだけ」のつもりだったけれど
素敵なバッグを手にすると、バッグに合う品の良いドレスが欲しくなった。
ドレスを着ると、今度は唇にドレスに合う色の紅を引きたくなった。

あれもこれもと欲しくなる。

ふとアパレルショップの店員が付けているファーのアクセサリーが目に留まる。
今年の流行なのだろうか。
育児に追われてトレンドのファッションなんてチェックする暇もなかったなあと自虐気味に笑う。
今期のトレンドらしい黒のタレ目風メイクを施した店員たちは、皆同じような顔に見えた。

買い物で奮発した後は、なんだかお腹がすいてきて、
普段は行かないようなホテルのフレンチレストランにふらっと入った。
メニューを見ても何がなんだかよくわからないカタカナが並ぶ。
一瞬怯んでしまったけれど、大丈夫。今日の私には、前澤社長が付いている。
目についた先からオーダーしていく。
如何にも高級そうな料理。
舌がとろけるようだ。
それに合わせて味のわかりもしない高級なワインや、名も知らぬシャンパンを浴びるほど飲んだ。

気分が良かった。

今日という日が、輝いていた。

酔いも回って、少しばかり疲れてしまった。
そのままホテルに部屋を取り、シャワーも浴びずにベッドに倒れこむ。
頭がクラクラとして、意識が遠のいていく。
身体が泥のように溶け、ベッドと1つになっていくようだった。

なんだろう、この感じ…

そして、目を覚ます。

凍えるような寒さにはっと目を覚ます。

寒い。
どうしてこんなにも寒いのだろう。

身体に残った酒のせいか、酷く頭が重い。
どれ程の時間眠っていたのだろうか。

ツンと鼻をつく異臭に異変を感じ、飛び起きた。
ドロドロとした汚い池の中。
いや池じゃない。ここは……肥溜め?
なんでこんな所に?
恐る恐る這い出て身体についた糞便を払う。
ホテルで寝ていたはずなのに、一体どうなっているんだ?
まさか薬でも盛られたのか?
はっとして財布を見ると、札束の代わりに枯れ葉がパンパンに詰まっていた。
いくら残っていたかはっきりと覚えてはいないが、恐らく盗まれたのだろう。

最悪だ。

最高の一日だったはずなのに。

警察に連絡しようと思ったが、スマートフォンだと思って大事に握りしめていたものは、泥のついたサツマイモだった。

「何だこれ…?」

背後でガサッと音がする。

振り向くと、頭に葉っぱを一枚載せた豆だぬきがいたずらっぽく微笑んでいた。

お前は、あの時の…!

そう、全てたぬきの仕業だったのだ。

今朝さつまいもを盗んだあのたぬき。
追い返した事によほど腹を立てていたらしい。

たぬきは古より不思議な術を使い人を化かすという。
幻覚を見せ、人を欺くと。

全てが、幻だった。

たらふく食った馳走も、酒も。
着飾った服やアクセサリーも。

そして、前澤社長からの当選連絡も。

私には、呆けた顔でたぬきを見つめる他なかった。
しばらく唖然としていたが、次第に笑いがこみ上げてきた。

「全部あなたの仕業だったのね、たぬきさん。
やられたよ、すっかり信じ込んでしまった。
全ては幻覚だったってわけね。いい夢見せてもらったわ。
あ〜あ。じゃあ前澤社長の100万なんて、ハナから当たってなかったってわけだ。」

「前澤社長?それ、誰だい?」

「え?」

「そんな人が存在するってまだ信じているの?
人間って本当に愚かだね。」

たぬきはニヤリと笑う。

このたぬき、一体何を言ってるんだろう。
前澤社長は実在する。
ZOZOTOWNの元社長で、私は彼の経営するショップでよく服を買っていたじゃないか。
自分の服だけじゃない。子供服だって。
子供?あれ?私に子供なんていたっけ。
何言ってるんだろう。私、子供どころか結婚だってしていない。それに私は…
私?私って…誰?

「やっと気が付いたかな?
どこまでが幻覚だったと思う?」

ZOZOTOWN。
そんな会社が果たして本当に存在したのだろうか?

「ぜんぶ僕が作り上げた物さ。
今日の出来事だけじゃない。
君の家族も、友達も、生まれ育った街も、思い出も。
そして、君自身も。」

世界が、ぐにゃりと曲がる。
漆黒に包まれていく。

「はい、これで元どおり。」

たぬきが指をパチン、と鳴らすと

そこには静寂と暗闇と、一本のさつまいもだけが残った。

エピローグ

たぬきってキンタマがでかいイメージあるけど実際そうでもないらしいです。
完。

前澤社長も青汁王子も明日花キララも誰も私に金をくれないやっほ〜みんな元気〜? 私は35年ローンで買った新築が早速野良猫にマーキングされちゃったので、うんこを拾うことが毎日の日課になりました...
ZOZOTOWNの前澤社長のお年玉twitterキャンペーンで己の精神の醜さと対面させられた話もうみんなニュースやらなんやらで知ってると思うけど、ZOZOTOWNの前澤社長がとんでもなくハッピーな企画をやっていた。 参加した人も...